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2016年4月 9日 (土)

4月3日 「欠けた者たちを」

さて、十一人の弟子たちはガリラヤに行き、イエスが指示しておかれた山に登った。そして、イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた。イエスは、近寄って来て言われた。「わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」 (マタイ28:16~20)
 
 弟子たちは、ガリラヤに行ってよみがえった主に会い、ひれ伏して礼拝しました。主イエスは弟子たちに宣教の使命を与えます(19~20節)。この使命は教会に受け継がれ、わたしたちに及んでいます。このような重い使命を示されて、ひるんでしまうかもしれません。あの時の最初の弟子たちはどうだったでしょうか。
 このとき、復活の主の前にいた弟子たちを、聖書は「11人の弟子たち」と記しています(16節)。主の宣教の使命を分かち担うために12人が選ばれたのに、イスカリオテのユダが欠けてしまったのです。ユダだけではありません。ほかの弟子たちも、主を見捨てて逃げてしまった者たちです。「11人の弟子たち」とは、そういう欠けをあらわに示した言い方です。
 しかも「疑う者もいた」(17節)のです。主の復活を聞いてガリラヤに赴き、主の前に礼拝をささげていながら、なお、迷いと疑いを残し、確信に至らず、信仰のさだかでない者が含まれていたのです。
 このように欠けた者たち、疑いを抱えた者たちに、主はあえて宣教の使命を与えて遣わすのです。弟子たちが条件を満たしているから、完璧なチームだからではないのです。
 主は天と地のすべてに及ぶご自身の権能を示し(18節)、弟子たちと共にいることを約束します(20節)。弟子たちは、疑う者だからこそ、遣わされていく世界で、天と地のすべてに主の権能が及んでいることを知ることになるでしょう。欠けた者だからこそ、主が共にいて、おぎない、かばってくださることを知るでしょう。
 イースターの光の中で、わたしたちの新年度の歩みが始まります。主が共にいますことを信じ、使命を担って遣わされていくのです。
 

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