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2016年4月30日 (土)

4月24日 「その先へ」

あなたの神、主が導かれたこの四十年の荒れ野の旅を思い起こしなさい。こうして主はあなたを苦しめて試し、あなたの心にあること、すなわち御自分の戒めを守るかどうかを知ろうとされた。主はあなたを苦しめ、飢えさせ、あなたも先祖も味わったことのないマナを食べさせられた。人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉によって生きることをあなたに知らせるためであった。この四十年の間、あなたのまとう着物は古びず、足がはれることもなかった。あなたは、人が自分の子を訓練するように、あなたの神、主があなたを訓練されることを心に留めなさい。あなたの神、主の戒めを守り、主の道を歩み、彼を畏れなさい。あなたの神、主はあなたを良い土地に導き入れようとしておられる。それは、平野にも山にも川が流れ、泉が湧き、地下水が溢れる土地、小麦、大麦、ぶどう、いちじく、ざくろが実る土地、オリーブの木と蜜のある土地である。不自由なくパンを食べることができ、何一つ欠けることのない土地であり、石は鉄を含み、山からは銅が採れる土地である。あなたは食べて満足し、良い土地を与えてくださったことを思って、あなたの神、主をたたえなさい。 (申命記8章2~10節)

 今年、私たちの教会は創立40周年を迎えます。かつてイスラエルの民は、40年間荒れ野を旅する間に神の救のみ業を体験し、神と契約を結びました。40年の年月は、神の民の原点というべきこの決定的体験に重なります。

 申命記8章では、モーセがこの40年を振り返り、主がイスラエルをあえて苦しめて試したのだと語っています。パンのない荒れ野で、マナを与えて養ったのは、人はパンだけでなく神のことばで生きることを知るためであったといいます。そうして、ふしぎにも、身を覆う衣も荒れ野を歩む足も主によって守られて、歩みを進めてくることができたのです。

 私たちの教会も、40年の間に神のみわざに助けられ、神の民としての自覚と確信を与えられてきました。苦しい試みの場面を通して神のことばへの信頼を学ばされ、ふしぎにも守られて歩みを進めてきたのです。 

 さて、40年を振り返ったモーセは、これからの歩みについて、「主の道を歩め」と促し(6節)、その先のゆたかな祝福を示します(7~10節)。そして、主の戒めを守るよう、警告を続けたのです(11節)。「主の戒め」とは何でしょう。

 2005年度は申命記10章12~13節から「神に仕える」と教会の年度主題を定めました。「神に仕える」とは、礼拝を献げるだけでなく、この社会の弱い立場の者たちを守るという主のみこころに従うことでもありました(10:17~20)。今年度の教会の主題を考える際、ただこれまでの40年を覚えるだけでなく、その先の歩みをも考えようと話し合いました。時代の課題として、平和をつくりだすことや、他の諸教会との協力が示されました。これらを踏まえ、今年度の主題を「40年のその先へ、共に」としたいと思います。主に仕え、社会の弱い立場の人々を大切する主のみこころに従い、共に生きる平和と連帯の道を歩みましょう。 

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