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2016年7月 3日 (日)

北部日記 7月3日

 先日出席したある研究会でこんな話を聞きました。
 キリスト教主義の大学ではどこもチャペルで礼拝を行っていますが、学生の出席は決して多くはありません。ところが、ある大学で、韓国から青年たちのゴスペル・グループを招きチャペル・コンサートを行ったところ、学生たちも興味をもち、これまでになく多くの出席者があったそうです。直接キリスト教伝道を目的とした催しではありませんでしたが、韓国の青年たちがステージから「皆さんを愛しています!」とよびかけ歌う声は、学生たちの心をゆさぶったようでした。コンサートの後、大学の宗教部の担当の牧師に、ひとりの学生が感動したようすで感想を述べたそうです。「アジアにも、いい人がいるんですね」と。
 キリスト教大学の学生でも、「近隣のアジアの国々は悪いやつばかりだ」と思い込んでいる現実があります。この学生も20歳前後なのでしょうが、ものごころついてからのこの十年あまりは、近隣諸国への敵対と憎悪、蔑視と悪意をあおる情報がどんどん増大してきた時期にあたります。こうした意識はこの学生一人だけのものではないでしょう。
 参議院議員選挙が来週にせまっています。今回から選挙権が18歳に引き下げられ、政治や社会に関心をもつ若者たちの活動や言論も話題となっています。しかし、すでに社会の奥深く入り込んでいる敵意や嫌悪の影響をあなどることはできないでしょう。
 これからの世代が、世界の中で信頼に基づいて友好関係を築いていくことができるよう、地道な息長い取り組みを進めることが今こそ必要です。教会にできることは何でしょうか。

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