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2017年7月 9日 (日)

北部日記 7月9日

 大学1年生の夏休みに日高の浦河を訪れました。こどもの頃の教会学校の先生だった神学生が、牧師となって浦河伝道所に赴任していたのです。その宮島利光牧師のところにしばらく泊めていただきました。
 目的のひとつは、中学校で親しかった友人を訪ねることでした。中学卒業と共に「馬が好きだから」と浦河の牧場に就職していったのですが、手紙のやりとりも途絶えていました。自転車を借りて、ようやく牧場を尋ねあてましたが、彼はすでにどこかへ移っていた後でした。
 新しい出会いもありました。伝道所の「旧会堂」に寝泊りしている人たちがいて、その中に病院で働いている青年がいました。浦河伝道所の働きも一手に担い、教会に集まるこどもたちをワゴン車に乗せて遊びに連れて行ったりしていました。いっしょに遊びながら、そのこどもたちが貧しさや差別の重荷を担わされていることをそっと教えてくれました。その青年、向谷地生良さんと、旧会堂にいた人たちが「べてるの家」を作るのは、それからしばらく後のことです。
 宮島先生に連れられてえりも岬の近くの幌泉教会を訪れたり、「昆布干し」のアルバイトをしたり、お風呂のような温水プールで遊んだり、夏の日々の思い出は今も鮮やかです。
 あの夏から36年になります。来週、浦河伝道所が「浦河教会」となる教会設立式を司式するめぐりあわせとなりました。先日、「急ですが、この日の礼拝説教も」と依頼されました。神さまのはからいのふしぎさを思いながら、また浦河に行く準備を進めています。

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