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2018年8月12日 (日)

北部日記 8月12日

 6日、広島で行われた原爆死没者慰霊式・平和祈念式で、湯崎英彦広島県知事があいさつの中で次のように語りました。(全文が広島県のホームページに掲載されています。)
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「では,核抑止力の本質は何か。簡単に子供に説明するとすれば,このようなものではないでしょうか。
 『いいかい,うちとお隣さんは仲が悪いけど,もし何かあれば,お隣のご一家全員を家ごと吹き飛ばす爆弾が仕掛けてあって,そのボタンはいつでも押せるようになってるし,お隣さんもうちを吹き飛ばす爆弾を仕掛けてある。一家全滅はお互い,いやだろ。だからお隣さんはうちに手を出すことはしないし,うちもお隣に失礼はしない。決して大喧嘩にはならないんだ。爆弾は多分誤作動しないし,誤ってボタンを押すこともないと思う。だからお前は安心して暮らしていればいいんだよ。』
 一体どれだけの大人が本気で子供たちにこのような説明をできるというのでしょうか。良き大人がするべきは,お隣が確実に吹き飛ぶよう爆弾に工夫をこらすことではなく,爆弾はなくてもお隣と大喧嘩しないようにするにはどうすればよいか考え,それを実行することではないでしょうか。」 
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 8日には翁長雄志沖縄県知事が逝去しました。沖縄から基地をなくすために命を削って戦いました。それは、基地や爆弾がなくてもお隣と大喧嘩しない「良き大人」であろうとすることであり、そこにはまた、翁長氏が大切にした沖縄の誇りがあったのだと思います。

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