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2018年9月

2018年9月30日 (日)

北部日記 9月30日

☆先週、札幌キリスト教連合会の牧師会で神愛園をお訪ねしました。高齢者支援の働きについて、スタッフの方々による「介護劇」などで学び、理事長の後藤学さんからはキリスト教の「隣人愛」に基づく神愛園の理念についてうかがいました。神愛園では、「隣人愛」の理念を、以下の7つのことばに具体化して共有しているそうです。
①放っておかない ②ありのままを認める ③違いこそ豊かさ
④オープンである ⑤弱さをあずける ⑥変えられることに専念する ⑦わたしから始める
この7項目は、社会福祉の働きにとどまらず、ひろく普遍的な意義のあるものだと思いました。それぞれの項目のくわしい内容については、神愛園のホームページを見るか、後藤さんに聞いてみましょう。
☆ひさしぶりに花壇の手入れ。夏は暑くてやる気にならず、9月になったとたん台風と地震でそれどころではなく・・・。ほったらかされて花は枯れ、雑草は伸び放題。それにしても今年は天候不順の影響か、秋の花壇は例年ほどの勢いがありません。わが家のおそまつな花壇くらいならまだしも、農家の作柄はどうでしょうか。「出来秋」の恵みを願います。
☆町内会の前会長さんが、「太平こどもの家が40周年なんですってね。お祝いに、みんなで食べて!」と、なんと箱いっぱいのみごとな根室産生サンマを。さて、どうやっていただきましょうか・・・。
☆台風が迫っています。「北海道には来ないで・・・」と願うのですが、それが他の地方に向かうことになるかと思うと複雑です。今日は沖縄の知事選挙。地方で負担を押しつけあう構造の罪深さを思います。

2018年9月29日 (土)

9月23日 「中途半端でも」

その夜、主はパウロのそばに立って言われた。「勇気を出せ。エルサレムでわたしのことを力強く証ししたように、ローマでも証しをしなければならない。」(使徒23章11節)

 パウロをこころよく思わない人々は、彼が律法を無視して異邦人を神殿に連れ込んだと騒ぎたてます。ローマの治安維持部隊がパウロを救出しますが、パウロは許可を得て自分で人々に語り始めました。キリストへの回心のいきさつを語り、主から異邦人への福音宣教の使命を与えられたと述べたとき、また大騒ぎとなって話は中断させられます。ユダヤの人々は、神が異邦人に救いをもたらすなどありえない、パウロは偽りを言って神を冒涜している、と憤ったのです。
 ユダヤの言葉がわからないローマの部隊長は、くわしい事情をユダヤの最高法院に調べさせようと考えました。しかし、最高法院こそはパウロの敵対者たちの牙城です。まともな審問にもならず、けんか腰の低レベルなやりとりに終わってしまいました。
 パウロは、もっと語りたかったはずです。使命として与えられた異邦人伝道の働きがどれほどゆたかな実りをもたらしたかを示し、またその過程で数多くの手紙に記したようなキリスト教信仰の真理について論証したかったことでしょう。しかし、中途半端に、納得のいかないまま中断させられて、じゅうぶんに語ることができませんでした。
 しかしその夜、挫折と失意に沈むパウロのかたわらに主が立ち、「力強く証しした」と認めてくださいました。さらに、この先になお、やることがある、ローマでも証しをすることになっている、と示したのです。
中途半端で不本意なまま、挫折してしまうことがあります。しかし主は、そんな私たちのかたわらにたち、中途半端な働きをも認めて用いてくださり、さらになお使命を与えてくださいます。力及ばないことを恐れるのではなく、たとえ中途半端でも用いてくださる主を信頼しましょう。

2018年9月23日 (日)

北部日記 9月23日

☆先日の地震で、安平町追分のウェスレアン・ホーリネス教団追分めぐみチャペルも建物に大きな被害がありましたが、菅原ひかり牧師は地域の被災者を励まし続けています。「物資が不足している」との連絡が北海教区に入り、さっそく必要なものを届けました。その際、菅原牧師の紹介で近くの避難所の担当者と相談し、北海教区で炊き出しを行うこととなりました。先週17日、教区内外から関係者20名ほどが集まり、手慣れた作業でジンギスカンや焼きそばなどをふるまいました。「暖かい焼き肉は久しぶり」「みんなで食べるのはうれしい」と喜んでいただきました。
☆次週はバザーです。いつもこの時期に秋のバザーを行っていますが、今回はとくに「太平こどもの家40周年記念バザー」として行います。来月の40周年記念の集いにむけ、こどもの家のOB会など関係者でバザーをもりあげ、また収益は記念行事などこどもの家の活動に用いる計画です。いつものようにこどもたちのステージも準備しています。諸教会の人たち、こどもの家の関係者、地域の人たち、その他いろいろな人たちの交流の機会ともなることを願っています。
☆10月21日は榎本栄次牧師を迎えての礼拝ですが、「オープンチャーチ」と銘打って多くの人々を誘う計画です。教会はふだんから「オープン」のつもりですが、それでも「信者でないから礼拝には行きづらい」と、しきいを高く感じている人たちも多いようです。教会や信仰は、ふだんの生活からけっして遠いものではなく、日常を支え導くものであることが、榎本先生のメッセージから伝わればと願っています。ぜひ周りの人々をお誘いください。

2018年9月22日 (土)

9月16日 「配慮」

パウロは挨拶を済ませてから、自分の奉仕を通して神が異邦人の間で行われたことを、詳しく説明した。これを聞いて、人々は皆神を賛美し、パウロに言った。「兄弟よ、ご存じのように、幾万人ものユダヤ人が信者になって、皆熱心に律法を守っています。この人たちがあなたについて聞かされているところによると、あなたは異邦人の間にいる全ユダヤ人に対して、『子供に割礼を施すな。慣習に従うな』と言って、モーセから離れるように教えているとのことです。いったい、どうしたらよいでしょうか。彼らはあなたの来られたことをきっと耳にします。だから、わたしたちの言うとおりにしてください。わたしたちの中に誓願を立てた者が四人います。この人たちを連れて行って一緒に身を清めてもらい、彼らのために頭をそる費用を出してください。そうすれば、あなたについて聞かされていることが根も葉もなく、あなたは律法を守って正しく生活している、ということがみんなに分かります。」 (使徒21章19~24節)

 律法を守るユダヤ人にとって、異邦人は遠ざけるべき存在でした。ところがパウロは積極的に異邦人に伝道し、彼らをユダヤ人と同等に教会の仲間としてきました。しかも、救いは律法によるのではなくキリストへの信仰によると教えたのです。これまでの神の民の歴史はいったいなんだったというのでしょうか。ユダヤの都エルサレムの教会には、パウロの活動に納得いかないユダヤ人の信者も多かったのです。
 パウロは、エルサレム教会の長老たちに、自分のこれまでの伝道の働きについて報告しました。結論から言えば、長老たちは、それを神のみわざと認めて神を賛美したのでした(20節)。
 この時、長老たちはパウロにある提案をします。律法に基づく儀式にパウロも参加して律法を尊重していることをアピールすれば、パウロに疑念を抱いている教会内外のユダヤ人たちも納得するだろうというのです。教会の一致を守り、外部からの攻撃を避けるための配慮でした。パウロも承知してそのように行いました(26節)。
 ところが、儀式のために神殿に赴いたことがかえって誤解を招き、大騒ぎになります(27節以下)。結局、これによってパウロは拘束され、ついにはローマに護送され、そこで命を終えることになります。教会のための配慮が裏目に出てしまったのです。 
 しかしまた、これによって、パウロは思いがけない形でローマに導かれることになりました。それが神の計画であったのです。
 人間の配慮が裏目に出、思惑が破れることがあります。しかし、神の計画、御心、配慮は実現します。人の浅はかさを用いてでも、神のみわざはなしとげられるのです。

2018年9月19日 (水)

太平こどもの家40周年

40kodomo


バザー

Bazar


2018年9月16日 (日)

北部日記 9月16日

☆胆振東部地震の余震がやみません。心の平静をなかなか取り戻せない人も多いことでしょう。札幌市内の店では商品もだいぶ並ぶようになりましたが、街によっては品薄状態がまだまだ続いているようです。被害の大きかった地域では、避難所で過ごしている方々がいます。これから、長くつらい日々にむかわねばなりません。
 北海教区として支援活動に取り組んでいます。物資による支援はもうほとんど充足しているようです。これからは被災した人たちに寄り添い力づけるようなかかわりによる支援が必要となっていくでしょう。まずは明日17日、安平町追分で「炊き出し」を行うこととなりました。避難所や住宅地の人たちが、温かい食べ物で少しでも楽しんでいただければと計画しています。今後の支援活動もお覚えください。 
☆この9月で、太平子どもの家は開設されて40年となりました。私たちの教会が、ずっと大切にしてきた、地域に仕える働きです。けっして大きな規模ではありませんが、40年のあいだに、たくさんのこどもたち、親たちがかかわって、ゆたかな実りがもたらされてきました。
10月20日(土)に初代榎本栄次牧師ご夫妻をお迎えして40周年のお祝いの会を行います。こどもたちともいっしょに楽しめるように、人形劇などを企画しています。太平こどもの家のこれまでの歩みをかえりみて、今、そしてこれからを思う時としたいと考えています。
 記念行事のために、20万円強の経費を見込んでいます。今月末のバザーの収益のほか、後援会および教会会計からの支出もお願いしています。覚えてお支えください。

2018年9月14日 (金)

日本キリスト教団北海教区胆振東部地震支援活動ブログ

ぜひご覧ください。

胆振東部地震支援活動ブログ

2018年9月13日 (木)

こどもの家運動会

11日に予定されていた太平子どもの家運動会は、延期して18日(火)に行います。

2018年9月 9日 (日)

北部日記 9月9日

 台風、そして地震と、大きな災害が続いています。嘆きと不安がもたらされました。
 台風でも地震でも、北部教会の建物や備品にはほとんど影響はなかったようです。地震で棚の物が落ちることもありませんでした。地震後の停電も、まる一日すぎた金曜日の朝には回復していました。
 ただ、この会堂も建ててちょうど10年となります。一度点検を、などと話をしていたところです。しっかり点検すれば、あるいは気づかなかった損壊箇所などが見つかるかもしれません。
 さて、地震のあと、教会員の安否確認を、と思いましたが、停電で電話も通じず、携帯電話もだんだん通じなくなっていきます。とりあえず一人暮らしの方々だけでも、と思って連絡をとろうとしましたが、携帯電話を持っていない方々には連絡がとれません。ちょうど車のガソリンも乏しくなっていて、遠くまで回ることが危ぶまれました。
 ちょうどそこへ、教会のようすを心配して見にきてくださった方々がいましたので、お願いして何人かのご自宅をまわっていただきました。その後、電気が回復してから、順次電話で確認をしていきましたが、どうしても確認しきれない方々が残ってしまいました。
 このできごとの中で、災害時の対応の不充分さを反省しています。深刻な被害が生じていた場合にどうすべきか、安否確認の手順など、教会ではほとんど話しあったことがありません。近年、各地で大きな災害が頻発していますが、ひとごとではないことをも厳しくつきつけられました。教会の課題として考えていきたいと思います。

9月8日 北海教区からメッセージと報告

北海教区内の台風・地震被害についての報告とメッセージ


「180908hokkai_1.pdf」をダウンロード

「180908hokkai_2.pdf」をダウンロード

2018年9月 8日 (土)

9月2日「自分の道を終わりまで」 召天者記念礼拝

そして今、わたしは、“霊”に促されてエルサレムに行きます。そこでどんなことがこの身に起こるか、何も分かりません。ただ、投獄と苦難とがわたしを待ち受けているということだけは、聖霊がどこの町でもはっきり告げてくださっています。 しかし、自分の決められた道を走りとおし、また、主イエスからいただいた、神の恵みの福音を力強く証しするという任務を果たすことができさえすれば、この命すら決して惜しいとは思いません。
(使徒20章22~24節)

 召天者名簿に、大野一夫牧師のお名前が加えられました。病を抱えながら、最晩年、家庭集会で福音を語ることに熱意を注がれた姿が、24節のことばに重なります。
 この聖句は、使徒パウロの遺言ともいえるメッセージの一部です。長い間の伝道の働きに区切りをつけ、エルサレムを経てローマへ向かおうとしています。それは神に示された道でしたが、決して平穏な道ではありません。むしろ苦悩と困難が待ち受けている道です(22~23節)。聖霊に「促されて(22節)」とは、直訳では「束縛されて」という意味です。どんな苦難があったとしても、神が定めた道を行くほかないのです。
 「自分の決められた道を走りとおし(24節)」とは、「自分の走るコースを終わりまで行く」という意味です。与えられた道を、自分に与えられた行程としてまっとうしよう、というパウロの決意が示されています。「命すら惜しいと思いません」とは、直訳では「自分の命のことは言うに値しない」となります。生きるかどうかをあれこれ言うより、神様から与えられた道をとにかく行けるところまでいこう、ということでしょうか。
 パウロは、「福音を力強く証しする」人生をまっとうしました。しかし、読みようによっては、「自分の決められた道を走りとおす」ことがすなわち「神の恵みの福音を力強く証しする」ことだ、と受けとることもできます。
 きょう覚える信仰の先達も、それぞれに与えられた道を終わりまで、行けるところまで行きました。それが福音の証として用いられ、わたしたちに示されています。私たちもそれぞれに与えられた自分の道があります。何が待ち受けているかわかりませんが、その道を終わりまでいくことが、福音を証しするつとめをはたすこととなるのでしょう。

2018年9月 7日 (金)

北海教区の諸教会の状況

9月6日に発生した地震による、北海教区内の諸教会への影響の情報です。
(9月7日 小西陽祐北海教区幹事作成)


◎道北地区
【稚内、名寄、興部(おこっぺ)、和寒、旭川六条、旭川星光、美馬牛福音、留萠宮園、
道北クリスチャンセンター】
※士別未確認。
※その他の教会、安否確認済み。特に被害報告はなし。
※ただし、道北地区の教会メンバーの中に酪農家がおられ、停電のため牛の搾乳が難しい状況。
※停電が続いている地域がある。
◎道東地区
【北見望ヶ丘、置戸(おけと)、釧路、中標津、帯広、新得】
※釧路教会に安否未確認
※中標津伝道所のメンバーに酪農家がおられ、停電のため搾乳が難しい状況にある。
※その他の教会は安否確認済み。特に被害報告はなし。
※停電が続いている地域がある。
◎石狩空知地区
【滝川二の坂、美唄、岩見沢、栗山教会、江別教会、野幌(のっぽろ)】
※全教会安否確認済み。特に被害報告はなし。栗山と江別で断水の情報あり。
※停電が続いている地域がある。
◎札幌地区
【札幌北光、札幌、札幌中央、西札幌、十二使徒、月寒、厚別、東札幌、真駒内、札幌元町、
麻生、札幌北部、琴似中央通、札幌富丘、手稲はこぶね、新発寒(はっさむ)、北広島、
北海道クリスチャンセンター】
※月寒教会、十二使徒教会は安否未確認。建物の被害なし
※その他の教会は安否確認済み。特に被害報告はなし。停電が続いている地域がある。
※北海道クリスチャンセンターは9月5日にも台風の影響で電線が切断され、停電でと
なった。9月6日早朝からも地震の影響により停電中。
◎後志(しりべし)地区
【小樽聖十字、小樽公園通、小樽、手宮、余市、岩内、倶知安(くっちゃん)】
※小樽聖十字教会安否未確認
※その他の教会は安否確認済み。特に被害報告はなし。停電が続いている地域がある。
◎苫小牧(とまこまい)地区※今回の震源に最も近い地区
【島松、千歳栄光、苫小牧弥生、幌泉、浦河、元浦河、室蘭知利別、洞爺湖】
※全教会安否確認済み。特に被害報告はなし。停電が続いている地域がある。
※島松伝道所9月5日の台風で、会堂の古いトタンの部分の屋根が飛ばされた。修理が必要。
2018 年9 月6 日
北海教区幹事小西陽祐作成
庭の大木(4本)が根元ごと倒れたが、車道や隣家への影響がなかった。
◎道南地区
【八雲、利別、函館、七飯、函館千歳、江差、渡島福島、三愛畜産センター】
※八雲、函館、七飯、渡島福島、三愛畜産センター安否未確認。
※その他の教会は安否確認済み。停電が続いてる地域がある。
◎関係キリスト教学校、幼稚園、保育園
【北星学園大学、北星学園大学附属高校、北星学園女子中学校、北星学園余市高校】
※停電のため本日休校。停電が続いているため、9月7日も休校予定。それ以降の予定は未定。
【酪農学園大学、とわの森三愛高校】(江別市)
※停電のため本日休校。停電が続いているため、9月7日も休校予定。それ以降の予定は未定。
※9月5日の台風にて敷地内の倒木あり。
【遺愛学院女子中高】(函館市)
※未確認。
【幼稚園、保育園】
※地域によって対応は異なるが、それぞれ近隣の学校と連携しながら、休園・開園を判断し
ている。

2018年9月 3日 (月)

北部日記 9月2日

夏の休みをいただき、両親の住む栃木に行ってきました。目的のひとつは、百歳を超えた祖母の見舞いです。施設で過ごしている祖母は、もう言葉も少なくなり、食事も介助が必要な状態です。孫のそらちだと、しばらくはわからないようでしたが、それでも別れ際には、「みなさん、お元気で」とにっこりしてくれました。
 祖母の暮らしは私の両親が見守っていますが、両親もすでに80歳を超えています。「老老介護」が珍しくない、高度な高齢化社会を改めて示されました。
 教会でも、また友人知人の間でも、気が付けば介護や入院、住まいの問題など、高齢化に伴う話題がつきません。しかし、「高齢化」の問題は、介護や看病、暮らしや住まいといった、「身体的」な課題ばかりではないはずです。これまでの人生の楽しい思い出や苦くつらい経験を思い起こしたり、家族や友人たちとのかかわりをふりかえったり、やがて迎える終わりのときへの不安や恐れに向き合ったりという、心の課題にどうかかわるか、この社会での取り組みは進んでいません。
 先週、真駒内教会の会員の方から申し出をいただき、そのご家族の病床洗礼式を執り行いました。高齢で、なおかつ難病のご家族に毎日病室で寄りそいながら受洗を願っておられたのですが、「洗礼を受けいれてから、表情がとても柔らかくなりました」と、ご自身もほっとされたごようすでした。
 高齢化の時代こそ、信仰が求められる時代、希望と慰めとゆるしの福音を必要とする時代なのかもしれません。

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