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2019年3月 9日 (土)

3月3日 「誰にも奪われない」

わたしの羊はわたしの声を聞き分ける。わたしは彼らを知っており、彼らはわたしに従う。わたしは彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。(ヨハネ10章27~28節)

 幼いころ教会に通い、その後事情で何十年も教会から隔てられていた方が、高齢になってまた教会に通えるようになり、喜びあふれて礼拝をささげていました。「彼らは決して滅びず、誰も彼らを私の手から奪うことはできない」との主イエス・キリストのみことばのとおりです。
 ヨハネ福音書が書かれた頃、教会は迫害や苦難に直面していました。教会から引き離され、遠ざかる人々も少なくなかったでしょう。ヨハネ福音書の最初の読者たちは、そうした状況の中で「彼らは決して滅びず、誰も彼らを私の手から奪うことはできない」との主のことばを力強い励ましとして、また慰めとして聞いたのです。
 主は、「あなたがたがわたしを選んだのではない。わたしがあなたがたを選んだ」(15:16)とも言います。私たち自身の意志や決断、また弱さや困難な状況にかかわらず、主イエス・キリストご自身が私たちを選び、御手のうちに守っていてくださるのです。 
 今、わたしたちの教会でも、教会から引き離され遠ざかっている人々が増えています。高齢となり、体の衰えや生活の変化のために、礼拝に連なるのが難しくなっているのです。長く入院し、もはや会話もままならない方々もいます。しかし、たとえ自分では祈ることも聖書を聞くこともできないとしても、この人々が滅びることなく、ご自身の手から奪われることはないと、主は宣言してくださるのです。
 また、よこしまな力が、私たちを主の御手から奪おうとすることもあります。これから天皇の代替わりが予定されています。即位に伴って神道儀式が盛大に行われ、もてはやされることでしょう。わたしたちの信仰が脅かされるとしても、主の御手から私たちを奪い取ることはできないのです。 

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