カテゴリー「北部日記」の記事

2020年9月13日 (日)

北部日記 9月13日

☆太平子どもの家の今年度はじめての行事らしい行事として運動会を行いました。こどもたちがボランティアの方々と会うのも初めてです。30度を超える暑い日でしたが、卒園児や、初めてのこどもたちなど、にぎやかに集まり、公園でせいいっぱいに楽しみました。おとなたちも体を動かしっぱなしの運動会、心も少しのびのびできたでしょうか。
☆胆振東部地震から2年たちました。札幌バプテスト教会・札幌YWCA・北海教区で協力して支援活動を続けています。昨年は、安平町の「追分めぐみチャペル」での合同記念礼拝や「応援炊き出し」などを行いましたが、今年は断念しました。また里塚地区でのチャリティーコンサートを計画していましたが、これも困難に。けれども、ここから発奮し、コンサートを「リモート」で行うことになりました。10月3日、札幌バプテスト教会に歌手の沢友恵さんを迎え、限られた人数の観客のみでコンサートを行います。そのようすを全国各地の会場に配信して、各地同時の「チャリティーコンサート」とします。各会場では少人数でも、会場の数が多くなれば参加者はどんどん増やせます。沢友恵さんは、以前『信徒の友』に連載記事も書いていた、教団の教会員です。新しい企画にはりきって準備を進めてくださっています。
☆役員会で「誰かがコロナ陽性判定となったら教会としてはどう対処するか」を話し合いました。札幌市のホームページによれば、その場合は保健所が感染経路などの調査を行います。必要な調査に協力した上で、その後の対応について保健所と相談していきます。

2020年9月 6日 (日)

北部日記 9月6日

 きょう9月6日で、胆振東部地震からちょうど2年となります。北部教会では今日は召天者記念礼拝のため地震に関する特別なプログラムは行いませんが、北海教区議長からのメッセージの一部を紹介します。
*    *    *
 2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震から2年経ちました。
 この間、わたしたちにできることをしたいと考えて、胆振東部地震支援委員会と胆振東部地震キリスト教支援連絡会(札幌バプテスト教会、札幌YWCA、北海教区)を中心にして、札幌市清田区里塚、追分めぐみチャペルおよび安平町追分若草地区、むかわ町児童発達支援センター「たんぽぽ」「きらり」への支援を続けてきました。   (中略)
被災地では、現在も仮設住宅に入居されている方々がいます。今後、災害公営住宅への入居が決まりつつも、今後の生活に不安を抱えている方々もおられます。わたしたちは少しでもその皆さんに思いを届けたいと考え、9月5日(土)に、震源地である安平町にある2箇所の仮設住宅に追分めぐみチャペルの菅原ひかり牧師と共にメッセージカードとプレゼントを届けることを予定しています。
 残念ではありますが、新型コロナウイルス感染症への配慮から、今年度は教区主催の「胆振東部地震をおぼえての礼拝」を中止することにいたしました。共に礼拝をささげることはできませんが、被災地や被災者の方々に思いを寄せていただき、それぞれの場所で礼拝をささげていただければと願っています。   (後略)

2020年8月30日 (日)

北部日記 8月30日

☆先週の礼拝の後、1月に召天されたE子さんの納骨式を教会墓地で行いました。夫のAさんも、体調が守られ、お天気にも恵まれて、参列することができました。9月第1週には教会の召天者記念礼拝が行われます。またWさんの記念会も予定されています。先達の信仰を思い起こして励まされながら、与えられている地上の歩みを進めましょう。
☆先週日曜日の午後、道北地区の美馬牛福音伝道所合同礼拝に、インターネットを通じて参加しました。礼拝の中で、過去の歩みを動画や写真でふりかえり、礼拝後は道外の参加者からもあいさつをいただくなど、オンラインならではの試みがなされました。ただし、例年のように礼拝後のジンギスカンができなかったのは残念・・・!
☆太平子どもの家が再開しました。ほっと広場やこあら会に、新たな顔ぶれも加わってきています。今年は夏まつりを中止し、バザーも難しそうですが、なんとか運動会はやりたいと計画しています。
☆このところ、教会近辺で早朝、キツネが目撃されています。近所の人が、エサ(ネズミ?)をくわえたキツネを追跡したところ、東8丁目通をわたって旧会堂跡地からゴルフ練習場のほうに消えていったそうです。ちょうど昔の牧師館のあたりに巣が・・・!? キツネからはエキノコックス症に感染するおそれがあります。特に糞に直接さわらないようにご注意ください。札幌市のホームページによれば、市で駆除はしないので、エサを出さないようにということです。エサ場となっているらしい空き地の草刈りを、町内会から管理者に依頼したところです。

2020年8月23日 (日)

北部日記 8月23日

 新型コロナウイルスの影響で、教会の活動も大きく制約されています。北部教会でも、礼拝プログラムは短縮し、祈祷会も休止、バザーやCSキャンプなども行えず、太平子どもの家の活動も縮小しています。牧師として信徒の問安やお見舞いに行くこともままならず、どう働くべきか、とまどいが続いています。
 教会だけでなく、地区・教区等の活動も縮小し、委員会や集会の仕事も少なくなりました。教団関係の働きでは、全国的な会合や他地域への出張がほとんどなくなり、これまで移動だけでも時間がかかっていたのが自室のパソコンでの作業ですますようになってしまいました。結果的に、思いもよらなかった時間の余裕が生じています。
 本来なら、今まで時間に追われて後回しにしてきたいろいろな課題を片付けていくチャンスのはずです。祈りに時間をかけたり、専門書をじっくり読んだり、牧師室を片付けたり、書棚や資料を整理したり、教会ホームページを充実させたり、会堂周辺を掃除したりと、やるべきことはいくらでもあります。
 けれども、実際にはそうした課題にほとんど手を付けることもなく、ずるずると日々を過ごしてしまっています。このようなときだからこそ何かしなければとあせりを覚えながら、何かに取り組もうという心のエネルギーがわきあがってこないもどかしさを抱えています。
 かえりみればやはり、人と顔をあわせ、ことばをかわし、共にすごし、いっしょに何かをすることが力の源であることに思いあたります。「交わり コイノニア」が奪われるつらさをしみじみ感じています。

2020年8月16日 (日)

北部日記 8月16日

 先日、NHKスペシャルで、読売新聞社トップの渡辺恒雄氏のロングインタビューを放送していました。プロ野球のジャイアンツのオーナーとしてのワンマンぶりでも名をはせましたが、かつての中曽根首相の盟友として保守派のイメージの強い人物です。渡辺氏が社長に就任すると、読売新聞は憲法改正を主張、独自の案を公表したりしてきました。今回の番組は、戦後75年を期に、渡辺氏の証言から戦後の政治をたどるものでした。ジャーナリストとしての立場を超えて歴代政権に深くかかわってきた渡辺氏の歩みに興味をひかれました。
 驚いたのは、渡辺氏がくりかえし「戦争には反対だ」と発言していたことです。学生時代から戦争に反発し、徴兵後に軍隊の実態に触れていっそう批判的になったこと、日本が負うべき戦争責任のこと、首相の靖国神社公式参拝への批判などを語っていました。番組は、渡辺氏だけでなく、戦後の歴代政権を担った人々の政治活動の根底に戦争体験があることをうきぼりにしていました。戦争の体験は、立場を超えて、戦後を担った人々の共通の基盤となっていたのです。
 いまや戦後生まれが国民の8割を超え、国会議員では96%が戦争を知らない世代だそうです。番組では評論家の保坂正康氏が「これから我々はどういう共通の基盤をもてるだろうか」と危惧していました。将来にわたってこの社会を支える基盤として、戦争という大きな歴史体験をきちんと受け継いでいくとともに、新しく有意義な歴史体験を共有していくことをめざさなければならないでしょう。

 

2020年8月 9日 (日)

北部日記 8月9日

 教会の玄関に置いてある観葉植物の「青年の木(ユッカ)」は、2009年の献堂式の際、当時太平駅の近くにあった教会の牧師から贈られたものです。以前、北部教会のキャロリングの一行がこの教会の前で歌ったことがありました。それを大変喜んで、新会堂へのプレゼントをくださったのです。
 当初、鉢には3株が植わっていました。あるとき何かのはずみに折れてしまった枝を別の鉢に挿し木にしてみたところ、やがて根付いて大きく育ちました。数年後、3株のうち1株が枯れてしまったので、残った2本を少し大きめの鉢に植え替えたところ、また元気に伸びていきました。育ちすぎてじゃまになった枝を切りとり、これも挿し木に。
 ところが昨年、また1本が枯れてしまったので、この春、植え替えをして枯れた株を除きました。残った1本は背が伸びすぎていたので、途中で切って上半分を土に挿し、下半分の切り株をその添え木としました。もくろみどおり上半分はそのまま根付き、先週、下半分の切り株からも新しい芽が出ているのを見つけました。2本になった木が、これから互いに支えあうようにして育っていくことでしょう。
 牧師館では、これまでに挿し木にした株がいずれもよく育ち、何鉢ももてあますほどになっています。枯れても折れても切られても、なお命をつなぎ増え広がっていく力強さに、かつて原爆で焼け野原となった地で、焼け焦げた木々がそれでも緑の芽を吹いて人々に慰めと希望をもたらした逸話をも思い起こすのです。

 

2020年8月 2日 (日)

北部日記 8月2日

 日本キリスト教団は、8月最初の日曜日を「平和聖日」と定めています。1945年8月の二発の原爆投下と戦争の終結を覚えて、世界の平和と核廃絶を祈ることとされています。今年はあの8月から75年、四半世紀ごとの区切りを考えると三つめの区切りの年となります。
 敗戦から四半世紀、25年たった1970年の8月には、大阪で万博が開催されていました。「人類の進歩と調和」をテーマに、戦後の荒廃から高度経済成長をなしとげた日本の姿と明るい未来をアピールしていました。いっぽうで社会では学生紛争の影響が深く、日本キリスト教団も万博への参加をめぐって深刻な亀裂が生じていました。その根底には、戦争の時代をどう省みるかという課題がありました。社会も教会も、まだまだ戦争の直接の影響を引きずっていた時代でした。
 敗戦50年の1995年8月には「村山首相談話」が発表されました。戦後の世界を規定していた「東西冷戦」はすでに終結し、阪神淡路大震災・地下鉄サリン事件など新たな危機や課題が現れていました。この年、「戦後50年」を機に、キリスト教関係をはじめいろいろな団体・組織から宣言やアピールが発表され、戦争の時代を顧みる一定の枠組みが形作られました。「村山談話」も、日本政府の公的見解として今日まで影響を及ぼしています。
 それからさらに25年たった今年、世界は思いもよらなかった危機の中にあります。この時代にあって、もう一度これまでの歩みをかえりみ、新しい時代を展望する課題はいっそう重いものがあります。

2020年7月26日 (日)

北部日記 7月26日

  今年度の太平子どもの家の活動は、ようやく6月から始まりました。昨年度に来ていたこどもたちの多くが幼稚園・保育園に行くようになり、こあら会に登録したのは4組。ほっと広場も、こどもの参加は2人という日も。最近は仕事に出るお母さんが多くなり、平日の昼間、親子で参加する前提の活動には、人が集まりづらくなっているようです。
 ところが、夏休み前の最後のほっと広場となった先週には、9人のこどもたちが集まりました。こどもを遊ばせるために太平駅近くの児童公園に自然に集まっていたお母さんたちに口コミが広がり、次々に太平子どもの家に顔を出し始めたのです。
  「近くなのに知らなかった」というお母さんに、別のひとりが、「ここは口コミだけで集めているから」と説明していました。いや、「口コミだけ」ということはないのですが・・・。アプローチ不足を痛感しました。
 今年はCSの行事ものきなみ断念しています。キャンプも中止したかわりに、先週、百合が原公園でレクリエーションを行いました。当日はこどももおとなもあわせてなんと40名以上が参加。みんなやはり楽しい集まりを求めていたんですね。しっぽとりやパン食い競争など簡単なゲームを楽しみ、お弁当の後は広い芝生広場でてんでに遊びました。
 CSの行事に集まるこどもたちも、太平子どもの家にかつて通っていたこどもたちや、そのきょうだい、そのまた友だちなどが中心です。地域のこどもたちやその家庭に、教会が提供できるものはまだゆたかにあると、可能性をあらためて感じています。

2020年7月19日 (日)

北部日記 7月19日

 先日、日本キリスト教団の「カルト問題連絡会」から諸教会にむけて連絡がありました。このところ牧師・信徒のメールやSNSに、「インターネット聖書セミナー」や「ZOOM聖書研究会」の案内が送られているが、事件を起こして問題になっている破壊的カルトの活動として警戒してほしい、というものです。(掲示板をご覧ください。)
 新型ウイルスの影響で、諸教会では集会が縮小・休止され、かわりにインターネットを通じた礼拝・聖書研究会などが一挙に普及しました。北部教会でも礼拝の動画配を行うようになりました。ウイルスの危機が去っても、こうした状況が後戻りすることはないでしょう。それとともに、上記のような新しいできごとがさまざまに起きてくることでしょう。
 もちろん、マイナスの事態ばかりではありません。道北地区では毎年7月に交換講壇を行っていますが、今年は移動を避け、かわりにインターネットを通じて全教会が参加する合同礼拝を行い、好評だったとのこと。8月にも、例年行っている美馬牛福音伝道所での礼拝をインターネットで配信するそうです。これから、こうした新しい交わりの形が展開されていくことでしょう。
 教会以外でも、インターネットを通じた講演会や討論会が試みられ始めています。遠くから講師を招いたり、集会に足を運んだりしなくても、有意義な活動ができるようになるかもしれません。
 新型ウイルスは、いやおうなしに新しい時代を引き寄せてしまったようです。

2020年7月12日 (日)

北部日記 7月12日

 3月以来、新型ウイルスの感染を警戒して礼拝プログラムを短縮してきました。いつになったら礼拝をもとのように戻すことができるか、先週の役員会でいろいろ協議しました。
 この先、新型コロナウイルス感染の可能性が完全にゼロになることはないでしょう。やがて今のインフルエンザやノロウイルスのように予防や治療の手段が定まるでしょうが、それもまだしばらく先と考えなければなりません。いっぽうで、礼拝をはじめ教会の日常活動を回復したいという願いはつのっています。ある程度のリスクの中で、それでも教会のたいせつなわざをどのように取り戻していくか、状況を見きわめながら試みていくしかないだろうと話し合いました。
 とりあえず、今週から礼拝では「リタニ―」をまた用いることとします。いずれ「こどものお話」も再開できるよう願っています。
 また、来月の平和聖日では聖餐式を行いたいと考えています。これまでのようにパンを手で裂くことはせず、あらかじめカットしたパンを配餐者が器具を用いて渡し、また杯も間隔をあけて取りやすく工夫します。それでも不安を覚える方は、パンと杯は取らずに祈りつつ聖餐の場を共にするようにしてください。
 とはいえ、これから社会状況がどう変化していくか確実な予想ができない中で、教会の対応も判断していかなくてはなりません。ちょうど、8月第5週には教会懇談会が予定されています。この日、短時間でも、これからの対応など相談する機会をもつ予定です。

より以前の記事一覧